結構カスタムしてます。
前回こんな記事を書いて見直したりしていたので,自分なりの設定も書いておこうと思って書き起こしました。
1. 起動オプション
-fullscreen -high -preload -nojoy +m_rawinput 1 +fps_max 180 +miles_language english
1.1 -fullscreen
フルスクリーンで起動させます。
1.2 -high
プロセスの優先度を「高」にします。
1.3 -preload
アセットを事前にロードさせます。
それによりプレイ中のロードを減らし,パフォーマンスの低下を防ぎます。
1.4 -nojoy
コントローラーを無効化します。
他ゲームでパッドを使っている人が,接続を切らなくても誤動作しないようにできます。
1.5 +m_rawinput 1
Raw Input を有効にします。
OS を介さず,入力遅延を最小限に抑えます。
1.6 +fps_max 180
入力遅延を最小限にするために,最大 framerate を 180 に設定します。
Apex Legends: where 180 FPS is nearly 1ms faster than 240 pic.twitter.com/wLjWN1AUYx
— Calypto (@CaIypto) 2020年11月15日
WQHD (2560x1440) の 275 Hz の製品が出るらしく,これ欲しいなぁ…… って思っているんですけどもね…… そうなったら 300 fps にするかも……
1/24 追記: この設定を有効にしたことでピースキーパーのフリック撃ちがめっちゃ当たるようになりました。入力ラグが軽減されているのを実感しています。
1.7 +miles_language english
ゲーム内ボイスを英語にします。
ただし,英語を聞き取れない人はお勧めしません。ボイチャの音声とゲーム内ボイスを同時に聴きやすくするための設定です。
2. グラフィック設定
2.1 ゲーム内
影をぼやかすよりくっきり表示させたいので,基本的に最高設定にしています。ただし視認性の問題から太陽光線 (「空間光」という設定) をオフにしていたりなどはあります。
ぶっちゃけ,RTX 3080 でスペック有り余ってるので,一部下げてますが基本上げても大丈夫です。
エフェクトディテールは,マズルフラッシュが軽減されるまで「大」がよかったのですが,軽減されたので「中」ぐらいでいいと思います。Titanfall 2 にも同じような設定があるのですが,ここに High vs Low の比較があり,「砂埃?」的な部分が High/Medium のほうがくっきり奥のオブジェクトが見えているので,スペックが許すのであれば上げたほうが視認性があがるかも? つまり「低」はお勧めできません。
2.2 NVIDIA 3D設定
NVIDIA コントロールパネルは RTX 3080 でスペックが十分なので余計なことをしません。基本的に「低遅延モード: ウルトラ」「パフォーマンス最大化を優先」のみに絞って有効にしています。基本的にくっきりはっきり表示させて,移動オブジェクトの追跡を容易にすることを目標にする設定なので,スペックが許す限り最大の描画設定にしています。
低遅延モードは設定に意味があるかわかりませんね。NVIDIA Reflex 対応ゲームなので,すでに低遅延モードよりさらに上の遅延を減らすための SDK を組み込んでいるはずなので……
2/21追記: 公式の記事にて,NVIDIA Reflex が有効な場合そちらが優先されるとのこと。
ゲームで NVIDIA Reflex 低遅延モードがサポートされている場合、ドライバーのウルトラ低遅延モードよりも、このモードを使用することをお勧めします。ただし、両方が有効の場合は、自動的に Reflex 低遅延モードが優先的に反映されます。
2.3 スケジューリング方式
GPU によるスケジューリングを有効にしています。
3. ネットワーク設定
この設定は Windows 10 Pro のみ可能です。
DSCP 値の設定を「Realtime Interactive / Class Selector 4(CS4)」にします。値自体は「32」です。
- Win+R → [gpedit.msc]
- [ローカル コンピューター ポリシー]→[コンピューターの構成]→[Windows の設定]→[ポリシーベース QoS] から [操作]→[新規ポリシーの作成]
- ポリシー名 [ Apex Legends ] (なんでも良い)
DSCP 値を指定する (D): [ 32 ]
[次へ] - ◉次の実行可能ファイル名を持つアプリケーションのみ (O): [ r5apex.exe ]
[次へ] - [次へ]
- この QoS ポリシーを適用するプロトコルを選択してください (S): [ UDP ]
[完了]
これで設定完了です。
画像付きで流れを書いているものを一応貼っておきます。
一応,DSCP 値の参考に。
まとめ
DSCP 値は紹介されているところを見たことありませんが,一応設定しています。有無による検証は特にしていないので,効果は知りません。
ただ配信とかしている人には,パケットの優先度が違うのでちゃんと扱われるかもしれませんね。ストリーミングデータの転送より,ゲーム通信の優先度が高いので,DSCP 値を読み取れることのできるハードウェア/ソフトウェアではよりゲームのほうが優先されるようになると思います。