なかなか好きだけど,確かに言われてる通りですねぇ。
1. 世界観は結構好き
電脳世界の一歩手前ぐらいのイメージかな。人体改造が普通に行われている世界。研究レベルとしては,人格をコンストラクトにして保持し,別の脳で読み込むことも可能みたいな。
でもちぐはぐ感はちょっとあるかな。それだけ高度なテクノロジーなら人体に無線機が仕込まれていてもよさそうではあるし,ただセキュリティー問題で埋め込んでいないのか,そこは把握していないため不明。
肉体は魂を入れておく器に過ぎない,といったところで,魂について物語に詳細には出てこないわけだけど。
ただまあ,医療技術が発達すれば,改造人間みたいなインプラントは増えていくでしょう。現代医学でも人工水晶体,歯,人工関節といったインプラントが存在します。いわばその延長線上にあると考えると割と身近なテクノロジーです。
なんていうか,考えさせられますよね。医学の進歩でそこまで生きることができる,でもそこまでして生きていることに価値があるのか? って。もともとリアルに生きている自分がそこまで「生」にしがみついていないため,そう感じるのかもしれないですけど。
2. 世界を歩くのが好きな人にはお勧め
単純に景色眺めるのが好きだったりする人にはいいのかも。今 COVID-19 で簡単に海外に行ったりできる状況じゃありませんしね。
ただまあ,選択肢もちょっとずれてた(自分の意図した選択肢がない)り,ゲームに没頭する要素はちょっと薄いかもしれませんね。
久々にずっと起動しちゃうゲームになりましたけどね。40 時間ほどで,悪魔ルートエンディングです。正直,アラサカで V が助けられるあとのストーリー書かれてたら自分は評価高かったかもしれませんね。お話ベースでもいいので,あの退屈なエンドロールを映像で盛り上げる要素としてあってもよかったかと思います。
なんか,日本の 80 年後半のバブルってこんなイメージなのかなってプレイしながら思ってました。
3. 銃が存在する必要があるのか
まあそこは思いました。ぶっちゃけ,近接武器 only で作ろうと思えばできたと思いますし。何なら近接武器のほうがもっとかっこいいアクション性を追求することもできたと思いますし。
最初に,かくれんぼトレーニングありましたけど,「第一警備発見!」って感じですぐ銃撃戦始まりましたし,なんなら倒したほうがファームしやすいっていう…… ボスは確かに硬かったですけど,スナイパーと近接武器がいい感じで火力でたので,その併用で行きました。ほかの固めの敵はピストルと AR あたりで倒してましたけど。
サイバーっていう割にはサイバー要素が少ないとは思いましたw いや,hack とかがその手の部類に入るのだろうけど,どちらかというと改造人間要素のほうが自分のプレイには強いっていうwww
4. 面白いゲームですけどね
惜しいところいっぱいあると思います。
たぶん,結局 PS4 と Xbox One/S で動かなくて騒動になってるの,期待してた完成度より低かったのもあると思うんですよ。ゲーム自体が面白くて,そこそこ動いてればここまでならなかったと思いますしね。自分は AMD Ryzen 9 5900X + ASUS ROG STRIX RTX 3080 OC の PC でプレイしたんですけど,結構グラボハングで OS も巻き込む(DirectX 12 のゲームだからかな,DWM がまともに動作しなくなるので再起動必須でした)ことが,先日の 1.05 から発生するという…
ちなみに,1.04 では Vanguard (Valorant アンチチート) or Discord オーバーレイのどちらか(両方同時に落として動いてしまったので,どちらが原因かわかりません;;)のせいで,クエスト「閃光とともに」のパナムと一緒に車移動するとき毎回無限ロードになるというのはありましたけどね。
パナムは男キャラだとロマンスシーンがあったりするんですね。まあでも個人的にはパナムは親友って立ち位置かなーって思ってしまいますけどね。
まとめ とか おまけ
自分は期待とかしてなくて,配信で序盤見て「プレイしてみようかなー」といった感じのノリで始めたので,もともとそこまで期待度が上がった状態ではなく,そこが結構評価高くしている理由なのかなーって思ったりしますが。逆に言えば事前情報いっぱい調べて買った人にとっては結構がっかり感はつよかったのかも。
私個人としては,こうやってソロゲーを没頭するってことがここ最近なかったので,かなり面白い部類のゲームだったって思いますよ。それこそ,ノベル感覚で進めていた感じ。だから戦闘シーンはさほど重要視してないみたいな感じの「3」が出てきたのかもしれませんね。動けるノベルゲー。
まあでもうちの子かわいいのでよしとします。