Apple Watch Series 2 は 2016/10/20 に届いた模様。つまり 1824 日間 Series 2 を使い続けた人の Series 7 の話になります。
1. 購入する前
1.1 大きさ大丈夫かな?
インターネットで色々なレビューとか見ていると、45mm ってすごくデカく感じるんですよね。
だから大きいのかなーって 1% ぐらい不安な気持ちでした。
1.2 GPS or GPS + Cellular
これに関しては割と早く結論が出ていました。
仕組みについて知って、今回も前回の Series 2 同様、GPS モデルに。
- 電話: 携帯電話会社側で iPhone と Apple Watch に同時に通知する仕組み
- SMS (ショートメール/Cメール等) や通知: 一度、iPhone で受信し、それを Wi-Fi 網や LTE 網を経由して Apple Watch に転送
- メールや Webサイト: iPhone 接続時は Bluetooth 経由で。単体時は Wi-Fi または LTE ネットワーク経由で。
といった感じ。自分は、SMS や通知などは Apple Watch 単体で受け取れると思っていて、所謂 iPhone の電池が切れていても受信できると思っていたんですよね。どうやら違うみたいで、iPhone からの転送をしているみたいです。この辺り、もっと Apple Watch 単体で色々なことができるようになれば、GPS + Cellular モデルを買う意味があると思うので、はやく watchOS をスタンドアローンに最適化して欲しいですね。
1.3 ケース「ミッドナイトアルミニウム」とブレイデッドソロループ「チャコール」の色味
ミッドナイトアルミニウムは写真と実物で結構表現が変わる系の色なので、それにチャコールが合うか(ケース側が明るすぎないか)、が不安材料でした。
1.4 ソロループのサイズ
これは Apple の指摘通りの、サイズ 8 を選択しました。
2. 届いてみて
まず、Series 2 時代より箱が小さい!
そして、iPhone 13 で言われていた紙のシール! (綺麗に剥がせますね…)
これが印象的でした。
2.1 起動画面がでかい!
昔からの Apple Watch の起動画面ですが、画面一杯一杯(カーブがついてるところまで!)に円が表示されるという。
でも、最初に懸念していた本体サイズのデカさは 42mm と 45mm 並べたらさほど気にならないってことがわかった。どちらかというと、額縁が 1.7mm とかいう細さになって、コンテンツがめっちゃ表示できるんだな! って実物見て思いました。
2.2 アプリの起動が早い
Apple Watch Series 2 は CDMA2000 1x (iPhone 5 でよく言われた○) みたいな、真面目に起動が遅いっていう不便さ。タップした後のレスポンスもひどいので、タイマーも碌に使ってませんでした。
Apple Watch Series 7 にしたら何これ… ってぐらいサクサク。なんていうか、iPhone 5 (Apple A6) から iPhone SE 1G (Apple A9) にしたときの以上に感動しました。だって、iPhone 5 は初期 iOS の方なら割とサクサクだったしね。HTML5 なリッチコンテンツやリッチアプリもここから増えていった時代なので。
ということで、メールチェックぐらいならタップレスポンスが速いので、Apple Watch で全然問題ないですね。
2.3 HTML メールが見れるようになったのがいい
watchOS 5 から WebKit が内蔵されていますが、Apple Watch Series 2 は非対応です… ハイ…
これ使ってみたら本当に良い。HTML メールを見て気になる情報をサクッと見る分には十分。
ただ、Siri から「任天堂ホームページを開く」ってしたら流石に重たいので、トップページに大きい画像があるとかなりきついと思った方がいいですね。
ちなみに、今調べてたら Apple Watch 向けの特殊な最適化(320epx 想定でレンダリングする機能を無効化できる)があるみたいなので、お暇な人は是非〜
2.4 Digital Crown が軽く、サイドボタンがケースから突起してない
ここら辺は Series 2 と同じ操作感になると思っていました。
Digital Crown は少し軽め(動かすのに力が全然入らない)になっており、この改良はすごくいいと思いました。色々な要素をスクロールするのにタッチより Digital Crown がとても便利なので、それでクルクルですね!
サイドボタンは少し押しづらいかもしれません。ただ、サイドボタンをいうほど自分は使わない気がするので悪くないと思います。Series 2 だと出っ張りすぎていて、手首を外側に曲げたとき、Digital Crown とサイドボタンがちょうど当たってスクリーンショットが勝手に撮影されるので、スクリーンショット機能を無効化して使っていましたが、これなら誤爆することもないと思います。
2.5 色味
懸念していた方向とは全く逆でした!
なんならブレイデッドソロループのチャコールの色の方が薄く感じるぐらい、ミッドナイトアルミニウムってほとんど黒です。これはかなりいいです。
実はシルバーアルミニウムがないから、今回ミッドナイトに挑戦した(それぐらい自分はデバイス類は白やシルバー系のものを買います)のですが、むしろいい選択できたかも? 多分、iPhone 5 のミッドナイトって色知ってるならそんな感じの色味と多分同じです(当時もシルバーアルミニウムだったので、正確には覚えていませんが、それと同じ色って感じがします)。
あと自分はステンレスのテカテカ感がとても嫌い(だって流しじゃないですかあれ)なのもあるし、何よりアルミニウムケース以外は重たいのが欠点なんですよね。毎日身につけるデバイスだからこそ、やっぱり軽さってとても大事だと思ってます。
2.6 ブレイデッドソロループのサイズ感
ここは一応未評価とさせていただきつつも、最初はきついかな、って思いました。
サイズ 8 は 171-178mm で、自分が測ったときの腕のサイズは 176mm だったんですよね。だからめっちゃきつくはならないんだろうなーって思ってたんですけど、結構締め付けられますね。かといって、無償交換してサイズ 9 にしてもらうとそれはそれで浮きすぎて、Apple Watch がロックされる可能性があるので難しいです。
ソロループ買うときの注意点は、自分が腕のどの位置あたりに装着するかきっちり確認しておいた方がいいのと、あと締め付けが苦手な人はあえて緩めに測った方がいいかもしれません。ただし、緩すぎるのは使用に支障が出るので、ほどほどで。
ただ、伸びるとかも言われてますし、しばらく使ってみないとわかりませんね。とりあえずこの点は未評価で。
2.7 常時点灯がすごくいい
今までだと時間を見るのに手首を持ち上げる動作が必要だったのですが、それが入らなくなったのでめっちゃチラ見できます。これが本当にいい。
なんなら、自発光の OLED なので、普通の時計を見るよりも視認性は高いのかもしれません。あと Series 6 から明るくなったと公式も言っているので、実は Series 7 だとお気に入りになる機能かもしれませんね(比較したことがないのでわかりませんが)。
3. 最後に
着用時の写真を載せようか悩みましたが載せますねw
個人的に大満足と言ったところかなー。
正直、Apple Watch はなくても困らない存在ですが、「心拍数」「心電図(ECG)」「血中酸素ウェルネス」「ノイズ」と言ったものを手軽に測れるってのがやっぱり大事ではないのでしょうか? 自分ももう体調崩しやすいと感じる年頃になってしまっていて、何かあれば「血中酸素ウェルネス」を測ってみると、体調悪い日は低めの値が出るのかもしれません(まだ未検証ですw)。
噂では「血糖値」や「体温」も言われていますが、体温は比較的早く乗るにしても、血糖値はアメリカの医療機関の GO サインが出ないと厳しそうでしょうし、その頃には watchOS もさらに進化しているので、新しい機種が必要になると思います。ですから、Series 8 で体温測定ができるようになると言われていても、まあ別にそこまで? と言った感じ。
自分は、日本で ECG が使えるようになったら新機種を買うって前々から決めていて、それをちょうど果たす形になりました。次は、Apple Watch がもっとスタンドアローンで動かせるようになったときに、Cellular モデルでも購入しましょうかね。
それでは〜