調査した件を再整理して載せます。
ISO/IEC 13818-7 の AAC について記述してあるやつなのですが、これに 3 前方スピーカー、2 後方スピーカーでのダウンミックスの規定があります。これによるとイカの通り。
まず、matrix_mixdown_idx
というパラメーターのテーブル。
matrix_mixdown_idx | A |
---|---|
0 | |
1 | |
2 | |
3 |
次にパチモンのサラウンドの場合の選択肢は 2 つありますが、まあパチモンのサラウンドなんてそう実際にキャプする人たちは扱わんと思うので、通常の場合の式を見ていきます。
モノラルに落とす場合は少し違います。
ちなみに LFE (Low Frequency Enhancement) は省略します。これはおそらく次の ARIB STD-B21 も同じです。
わからないことは、どの A を使うか勝手に決めていいのか? ってところですね。個人的に 0 の係数がしっくりきます (ゲームだと後方スピーカーはあくまで環境 SE に振られている???)。ゲームタイトルによるのでこのあたりわかりません…
また、ARIB STD-B21 もありますが、そもそも私は ARIB についての資料は手に入れることができないのでわかりません。それらしき記述はある文献にあったのですけど、ラウドネスが入る前の仕様っぽいので、古い可能性があるしそんな情報あっても、ってところ…
そもそもラウドネスが絡んでくると単純な話にならないのがつらいところ。なので触りたくない^q^
今回なんでこんな問題に取り組もうと思ったのは、(1) Splatoon の 5.1 ch 音声の発射音がセンタースピーカーからしか出てないこと、がかなりデカい。これは結構動画の印象が変わってしまいます。
この動画の 1 試合目がそうです。これみて「あ、5.1 ch で録画してダウンミックスして出さないとまずい><」という感じでした。
しかし、まともに 5.1 ch 使える DirectShow ソフトねぇ!!!!!!!! ってことでなんかこういう手を動かして始めてしまいました… ハイ。
まあ気まぐれです。気まぐれなのでどうなるかは知りませんが続報はブログでお伝えします。
以上