dynabook KIRA V634/W7K についていろいろ書くよ!
Intel Smart Connect Technology
確かに更新されていると思われるが、いまいちピンとこない。Surface や VAIO Duo 13 (x86-64 搭載で初) の InstantGo は通知がある (Android や iOS のスマフォやタブレットみたいなのを想像すればよい) が、これにはない。しかもスケーリング率が 100% に戻るという現象 (Per-monitor Dpi を適応していると 100% に戻っているので、デスクトップがあれています)。自分は、Intel Smart Connect Technology に興味があって有効にしてましたが、結果、あまりいい印象がない (作りこみがひどいですね) ですね。切りました。たぶん Per-monitor Dpi のほうが自分にとっては重要な気がします。
Resolution+ (超解像)
すばらしい。動画の黒のしまりがめっちゃよくなる。現状、こんなアプリで有効になるみたいです。
- Internet Explorer
- Windows Media Player
- RZスイート express (REGZA LINK でダビングしたのをみたり、配信されたのをみたりできる)
- Microsoft.SkypeApp (ストア版 Skype)
- Windows ホスト プロセス (Rundll32) // ←なぜこれが入ったの⁉
こんなところ。mp4 動画を Resolution+ が有効状態で見るとかなりきれいだし、黒のしまりがよくなるので、別世界に行ける。本当にいい。ただ、情報量が元から少ないのが、情報量が増えるわけでないってのはメディア処理の基本なので、「おばけが人間になったりする」わけではないのであしからず。
このために dynabook を買う価値は十分ある。REGZA LINK との恩恵があり、なおかつ PC の設計もしっかりしているので、高速に動作する。
追記: niconico もいけるみたいだぞw
キーボードの打鍵感
悪くない。タイピングが軽いので、指の負担が小さい。これは私たちタイピングをよくする人にとってもありがたいことだと思う。あと、タッチタイピングができない人はバックライト機能があるのでいいと思う。Fn+Z でタイマー、有無を決めることができ、Windows 8 のトースト通知機能を使って状態をお知らせすることも可能だ。Number Lock がないあたりテンキー入力ができないのが残念。私はたまに使うから。だけど初心者ユーザーが「え? 文字いれてるのに数字出てくるよ⁉」ってならない方が優先事項かもしれない。
タッチパッド
MBA を想像してもらうといいが、クリック、右クリック用ボタンが存在する。タップするときポインターが動いてしまうのがマイナス。これがこの機種唯一の弱点といっても過言なぐらい不愉快。Apple Magic TrackPad よりも精度が低いのはまあ仕方ないか。
音質
さすが karman/kardon ついてるだけはある。スピーカーは下方に穴が開いており、持っているときと机の上においているときとベッドの上においているときでは反響具合が違う。このあたりはノート唯一の弱点なのかなぁ、とは思う。薄いなりにいい音出してると思うので GJ。
画面
WQHD 画面が搭載されており、画像が素晴らしい。サムネ表示でも十分な情報量を受け取れる。ただ、WQHD だけでは不十分で、コンテンツ閲覧という意味では Resolution+ と組み合わせると最強の PC。マジで最強
USB 3.0 3 機
本当にいい。イーサネット、スマフォ充電、USB メモリーなんかやっても余裕。次世代ノート PC として拡張性も優れており、なおかつ高速。本当にいいと思う。ただ、個人的には右にも 2 つポートがあるといいと思った。
SD カード
スロットから出るのが残念。Linux とかを SD カードに入れて運用したりができない。これができたらいいのになぁ、と思う。ただまあ、MBA 13 をまねた感じはあるので、このあたりはそうなのかーって思うしかないかな、って感じ。
ライティングインジケーター
悪くない。控えめ。電源ボタン、ワイヤレスランプ、電源ランプなどが存在するが本当に控えめ。私はライトがあまり好きでないのだが、これは割と好み。
IEEE 802.11ac
対応しているけど親機がない。ビームフォーミングとかいうのは対応していないと思う。でも、まあ IEEE 802.11n が十分に使えるのでいい。ちなみに 5300、6250、の 2 機種を今まで使ったことがあるのだが、どれも 11n 40 MHz 2x2 MIMO 対応。
ちなみに、IEEE 802.11n でも 600 Mbps まで対応できる。40 MHz の 4x4 MIMO で。まあ世の中、MIMO 数が増える傾向はみられていないが…
i7-4500U
Intel HD Graphics 4400 すごい。Minecraft が WQHD で 30 fps でうごいてる! (前は FWVGA で 10 fps すらきつかった…)
Intel HD Graphics 3000 から 1400 しか増えてないのに能力はかなり上がっているなぁ、って感じ。すごい。
まとめ
全体として満足。つーか、タッチパッド以外はおおむね満足です。超解像に関してはもっと適応できる範囲が広がればいいなーって思う限りだが。そのあたりはいろいろ利権がらみがあるから難しいかもね…
あと Intel の例のやつは糞なので、擁護しようがないですね。これは Intel が悪いかな^q^
という感じで、dynabook KIRA V634/W7K の 3 日使った感想終わり。まだまだいろいろ書くと思いますが、次回はこまごましたものになるかも。おわり