書きたいことがいっぱいあります。時間の許す限り書いていきたいと思います。
※ 画面のはめ込みはテキトーすぎるけど許してください。
概要
- メイン PC を Mac にした
- 構成
- 所感
- 全体を通して
1. メイン PC を Mac にした
まず,なぜメイン PC を Mac にしたのか,ということです。普通の人なら,そもそも選択肢として MacBook はないと思います。しかし,今回私は MacBook を選択しました。その理由について軽くここで書くとします。
1.1 Windows でまともなハードウェアがないということ
実は一番キモになっているのはこれです。そもそも,私たちプログラマーの仕事はコンパイルをして,実行結果を見るという至極単純で当然なものです。しかし,コンパイル時間というのはいつまでたっても退屈なものです。.NET のように,Visual Studio がバックグラウンドで Roslyn を動かし,常時コンパイルしているならこのストレスは軽減されるでしょう。しかし,C++ はまだまだですね。この辺り辛い。
なので選択条件としてまずクアッドコアが外せなかった,ということになります。
そして次もまた重要なんですが,私はエンターテイメントとして,Minecraft をプレイしています。これに関しては私,マルチサーバーも運営しており,非常に楽しくプレイさせていただいております。しかし,以前の PC では Minecraft を起動すると,動画を見ることができなかったりと非常にストレスをしいられました。これに関してはもうすでに今日 Minecraft を起動しながら,動画を楽しみましたので,非常にストレスなく視聴でき快適でした。
つまり,GPU はできるだけ欲しい。できれば,2 TFLOPS 前後は最低あったらいいな,っと思っていました(参考: Nintendo Switch に搭載されている Tegra X1 は 0.75 TFLOPS という噂)
1.2 Windows 10 はレガシーとの融合でモダンを台無しにした
私は今でも Windows 8 が好きなユーザーです。なので,当時の Microsoft は応援しようと思いました。雲行きが怪しくなってきたのは,Windows 8.1 からです。このころから少しずつ不具合が増え始め,そして,Windows 10 Creators Update に至るという感じです。あなたは Windows 10 に満足していますか?
きっと一部の人はこういうでしょう。
「フォントは汚い」 「スケーリング対応してないアプリ多すぎ」
まあ,それらは互換性を重視するという方向性を再び強めた結果,どうしても Win32 と WinRT の二重投資をしなければならなくなった,という残念なことにつきます。これにより開発リソースは二分します。
私としてはいっその事,WinRT を捨てて,Win32 をモダンにしていく,という方向性をチームとして持っていき,UWP はすて,Win32 によるアプリマーケットを作っていくべきだともはや考えています。
モダンはもういらないです… 中途半端すぎます。Windows 8 の頃は未来性があったのになぁ…
1.3 ゲーム機としての Windows は終わり。家庭用ゲーム機再び
個人的に,HDR とかそーいうのがまともに OS が対応してないのにそこへのゲームを出せる気がしません。私としては最先端ではなくとも,将来的には HDR 環境を整え,その環境でゲームを楽しみたいと考えております。しかし,PC にはそんな時代が来るのでしょうか? 私はそこに関しては期待していません。できたらラッキーかな,程度にとらえます。
1.4 いつまで sRGB というしがらみにとりつかれないといけないのか。
動画はもう BT.2020 とはいかなくとも,DCI-P3 レベルなら日常生活で使われていく色域だと思いますよ? いい加減にしてくださいって感じだぁ。HDR も大事だけど色域が広くなるのも大事。
1.5 まとめ
ざっとこんな感じ。私としては色々と検討しました。実は最後の最後まで Surface Book 2 を検討していました。しかし,出るのが遅かった。低電圧版のクアッドコアを Intel に発注していたかもしれませんが,私として今,買い換える必要があった *1 ので,選択肢として最後の最後まで残った Surface Book のクアッドコア版は手に入れることができませんでした。
2. 構成
- Intel® Core™ i7-6920HQ Processor
- LPDDR3-2133 8x2 GB
- PCIe-based SSD 512 GB
- Wi-Fi: Broadcom BCM43xx
- GPU: Intel HD Graphics 530 1536 MB + AMD Radeon Pro 460 4 GB
といった感じ。
3. 所感
macOS 自体の起動ならファンが回らずとても静か。Intel GPU 時なのか知らないが,Mission Control *2 ジェスチャー時,かなりもたつく時がある。その点がなければ完璧かな。
3.1 Windows 系 on Parallels
Windows 10 Pro を趣味用,検証・実験用,Windows 7 Professional をインストールした。趣味用に Visual Studio 2015, 2017 Community をインストールし,mac の Dock に入れていつでも起動できるように。
Parallels のいいところは,Windows と macOS での連携が素晴らしいことですね。本当に使ってていいなーって思いました。特に不自由なく動いてましたが,不手際で mv してしまい,Parallels がバグったことはありましたが,元どおりにしてやれば動きました。すばらしいですねw
mp4 動画の関連付けが,Windows 7 の Media Player になってて起動し始めたのも笑いました。
3.2 Chrome
こいつと Display P3 の相性が最悪でした。まず通常のブラウザーは画像でプロファイルが付いているもののみカラーマネージメントの対象となり,それ以外の要素はカラーマネージメントしません。一方,製作者が期待するのは,rgb カラーやプロファイルなし画像は sRGB 色空間で飽和する動作です。これができていないため,彩度がとても高い表示になっています。なので,しばらくコンテンツ閲覧用ブラウザーは Safari を使っていくことになりそう。苦ではないですが,Windows との履歴の連動がちょっとだるい。
詳しい話は: http://blog.livedoor.jp/yamma_ma/archives/38413741.html
3.3 キーボード
プログラマーの命的な。第二世代バタフライ構造のキーボードですね,MacBook Pro は。実はかなりいいです。好みは分かれそうですが,自分の中で,メカニカルの次にいいと思います。パンタグラフもアイソレーションも嫌いな人なのですが,バタフライは案外いける。てか,思ったより打鍵感が気持ちよくてなかなか長時間打てる気がします。
US キーボードはなれないですorz
3.4 重さ
クアッドコアという条件で,15.4 inch しか選べなくて結構心配していた点です。1.1 kg ほどのノートを今まで持ち歩いていたのですが,明日からこれを持ち歩くことになる。大丈夫なのか……?
とりあえず部屋を移動した感じ,片手で持ち歩ける程度ってことですね。15.4 inch って昔のイメージだと両手持ちが基本じゃないですか,でも片手でも全然いける重さになった,ってことですね。本当にこの点は評価していいと思います。
3.5 その他
YoruFukurou, GitKraken, LINE, Skype, Slack, Discord, LimeChat, Filezilla, Sublime text, Visual Studio Code, Office といった主要ソフトを入れました。明日から問題なく活動できる土俵です。
4. 全体を通して
私個人的に色々と思ったんですが,macOS 今まで触ったこともあって基本的な触り方も知っていたんですけど,悪くないなぁ,ってのが今回使ってて思ったことです。何より,届いてすぐに起動したら使える,この早さがやっぱいいです。Windows は結構起動までに時間がかかるのに,開けてすぐ使える mac はやっぱりいいですね。
まだ一日セットアップだけでしか使っていないので,実際にプログラム書いたりはしていませんが,実際に運用できるレベルまでセットアップしました。なので,この mac から Minecraft サーバーを管理したりもできるわけで,今後が楽しみだなーって思います。またそのうちじっくり使ってからのレビュー書くことになるでしょう。そのとき,もっと評価が具体的に決まっているんじゃないかな。Touch Bar もまだ触りで,まあ悪くないかな,って思っているわけですが,果たして実運用していったらどうなるのか,本当に楽しみです。
それでは,今日はこれにて失礼します。