お久しぶりですー! モノトーンです。最近 世界樹の迷宮V と Splatoon をちまちまプレイしながら,日々過ごしております。長らく実験していた Discord でのボイスチャットですが,移行するメリットがありありなので,いろいろ書いていきたいと思います。
概要
- 仕組みみたいなもの
- メリット・デメリット
- 配信向け昨日 StreamKit のはなし
1. 仕組みみたいなもの
モバイルファースト時代において,今や P2P はオワコン化してしまいました。事実 Skype も P2P をやめてサーバーにデータを保存し取り扱うようになってきてます。その理由の背景として,P2P は常時通信する必要があるというデメリットがあるわけです。一方,モバイルファーストの時代になるとバッテリー問題が深刻化します。それゆえ P2P のような常に通信をしないといけない,といった仕組みは基本的にバッテリー処理の無駄になるわけですね。
Discord もサーバーを通して通信します。ですので,日本から一番近いサーバーといえばシンガポールとなるので,まず往復 160 ms 前後(片道 80 ms 前後)かかる,といった点は仕方ないと思ってください。これに関しては,実際に 2 つのアカウントを使って試してみるとよくわかります。
#日本にもサーバーができるといいですね。
Opus という音声コーデックを使用しているわけですが,これが低ビットレートから高ビットレートまで使えるわけですけど,まあ,基本的に 32 kbps に設定して大丈夫です。デフォルト 64 kbps になっているので,32 kbps に下げましょう。これは,「声」においてはほぼ無劣化状態だと思って差し支えないです。非常にクリアです(マイクから取り込んだ音声の品質が悪い場合,ノイズ除去機能をオンにする必要がありますが)。
2. メリット・デメリット
2.1 メリット
- それぞれの人の声の音量を調整できる。
- サーバー管理者がいろいろ権限をいじったりできる。
- ボイスチャンネルを簡単に移動できるので,スプラトゥーンのようにチームごとにすぐ別れたりできる。
- 自動音量調整,自動感度調整,ノイズ除去といったテクノロジーが非常に優秀であり,マイク品質が悪い場合もカバーできる。マイク品質がいい場合,ノイズ除去を切ることで非常にクリアな通話が可能。
- StreamKit を使えば,配信に誰がしゃべっているのかを表示が可能 (最近の 7/28 のアップデートで可能に)
- 逐次,通話できる人からボイスチャンネルに入れるので,Skype のようにだれだれができるようになったからだれだれを追加するといった作業が不要。自分が通話できる状態を作ったらいつでも入れる。
2.2 デメリット
3. 配信向け機能 StreamKit の話
視聴者が放送みてて思いませんか?
「これ,誰がしゃべってるの?????」
はい。まあそんな悩みを解決するのが StreamKit によるオーバーレイです。これは 2016 年 7 月 28 日のアップデートで追加されました。
https://discordapp.com/streamkit
OBS のブラウザープラグインを使って表示するというなんともお手軽な方法で追加できちゃいます。使用例がこちら。
動画: [VC] Splatoon 2016.8.8 (エリア ハコフグ・アロワナ / ダイナモローラー) - YouTube
視聴者向けの機能でもありますけど,誰がノイズを発してるか,みたいなのもアイコンの周りが光るのでわかりますw これがあることで,基本的に誰がしゃべってるか,みたいなのが分かるってのは結構でかいのかなーっていう。
まとめ
Discord に移行したてのころはまだまだ使い方とか方針とかわからなかったんですけど,やっとどうすればいい感じになるのかなーって思っていろいろ試行錯誤してる段階ですね。基本的に,周りのすぷら勢はどんどん Discord に誘おうかなーって思ってる感じですね。
何かわからないことがあればわたくしの Twitter アカウントまでリプライを送っていただければ対応します。
以上です。