モノトーンの伝説日記

Apex Legends, Splatoon, Programming, and so on...

BotW エキスパンション・パス 第2弾 英傑たちの詩をプレイした感想

 ネタバレ注意!

概要

  1. もう一つの迷宮
  2. 全体を通しての感想
  3. さいごに

1. もう一つの迷宮

 これが欲しかった! 大規模追加ダンジョン。神獣ダンジョンと同じように遊べるダンジョン。これがとてつもなく面白かった。やっていて考えさせられる楽しさ。

 何と言っても神獣ダンジョンのようにボスがいる! これが飽きさせないパターンの豊富さ。

 以下はプレイ(声あり)動画。多分モノトーンが wktk している様子が見れるでしょう。



ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ~英傑たちの詩(バラッド)~ - 2017.12.10.夜


 見ている前提で色々とネタバレも踏まえつつ感想。

 個人的にダンジョン部分は「動力を個々のセクションに伝える」というところがポイントというのがわかるまで全体の方向性に悩んでいました。しかし動力を伝えることで解明していくということがわかれば,あとは割とトントンに進むようにできているところがポイントですね。

 コンパクトながらも仕掛け自体は結構凝っている。

2. 全体を通しての感想

 実はまだ剣の試練(中位・極位)やコログ,防具最大強化が終わっていないのですが,ここまでプレイした感想を申し上げます。

※ 12/11 に剣の試練 中位をクリアしました

 個人的には,本当に面白かった,というのが感想です。ただ,最初にプレイしたのと同じようにやはり「全体を通しての迷宮」と言いますか,1 つのダンジョンのボリュームのなさがやはりちょっと物足りなさに通じている気がします。

 ゲームシステム上,フィールドとダンジョンを分離する機構(=試練の祠)が採用されていますが,個人的にはせっかくのオープンワールドなのだから,フィールド→ダンジョン,ダンジョン→フィールドのような相互作用がもっと欲しいと思った。これは Wii U で出す上で本体 RAM が足りないのがこのような制約を産んだのかもしれない。

 やはりフィールド上にもっと広大なダンジョンが欲しかったのが本音かなーって。ガノン城のようなダンジョン拠点が各地にあればなぁ,って。

 神獣ダンジョンの唯一の欠点はどの神獣の中も同じ雰囲気ってのがやっぱ見た目が同じ印象を受けてしまうってのが,個人的に物足りなさを産んでいるのかなーって。やっぱダンジョンって全体の洞窟空間的なところが面白かったりするわけじゃないですか。吹き抜け空間とか。ただ,やっぱり神獣である,という制約があるので開放感にはいまいちかけちゃっている印象と言いますか,あと神獣っていう大きさの制約があるので,そこでダンジョン設計が制約されてしまっているなぁという印象で。

 アクションは存分に楽しんだし,広大なフィールドも存分に楽しんだけど,やっぱり既存路線のダンジョン面は実はちょっと不満があったりするのが本音ですかね。

 やっぱ森とか水とかそういう全体としてフィールド空間っぽいダンジョンがあるとやっぱどのダンジョンも受ける印象が変わるので,やっぱそのダンジョン独特の空間が広がるのでないのかな,と。

 まあそこらは次回作に期待ですかね。二回連続こんな感じのゼルダ作るぐらいなら,正直もっと BotW の空間密度をあげるために DLC 第3弾とか出して欲しいですね。というか,このゲーム,まだまだ DLC でコンテンツ追加するだけで相当遊びの幅が広がると思うので。祠もまだ設置されていない場所がたくさんあるし,個人的には DLC 第3弾,第4弾あたりまで出していただいて,もっと BotW の世界に浸っていたいってのは本音ですかね。

 フィールドを走り回るのは実際楽しいんですよ,このゲーム。もちろん俺はダンジョンはちょっと物足りなさを感じているわけですけれど,逆に言えば,ダンジョンを除く面の出来が素晴らしいわけです。だからこのゲームはやるべきでしょうね。

3. さいごに

 自分としては,このゲームの全体を通しての点数は 95 点かなーって。結果的にすごく満足ですが,もっとダンジョンで遊びたかったのが本音ですかね。

 あとは,一部空間の配置密度の少なさかな。足跡モードで見てもらうとよくわかるんですけど,行ったところ無いところが結構あって,自分としては DLC でそういうところに祠を配置して全体としてもっと新規勢に色々足を運んでもらうようなものがあればいいのかな,と。せっかくフィールド全体が作り込まれているのに,コログだけの配置は素直に勿体無いって思ってしまいますね。一度遊んでもらうようにあと 8 個ぐらい祠を配置して足を運んでもらうようにすればいいのかなーって思っちゃいますね。

 ダンジョンの 2, 3 のコンテクストが複雑に絡み合うみたいな要素が面白かったと思うんですよね,ゼルダって。例えばグレートベイの神殿なら,3 つのスイッチが攻略の鍵になるわけで,これぐらいの複雑度を持っているのが結構歯ごたえに繋がっていたと思うんですよ。長いというよりもやっぱやりごたえは複雑度に通じるんじゃ無いかなぁ。

 まあ嫌いじゃ無いです。BotW はいいゲームです。というか素直に面白いです。マスターモードはアクション面の強化しかなくて,個人的には神獣ダンジョンが超難化してるとかならやろうと思ったんですけどね。調べてみる限りやっぱアクション面強化っていう。自分自身ゼルダは謎解き勢なので,こんな感想で申し訳ない。ただ,自分はアクションがとても苦手なタイプなので,アクションが難しくなればなるほど,しんどくなってしまうタイプなんですよね。

 さいごに,が長くなったけど,このあたりでこのゲームについて語ることはなくなってしまう寂しさも感じます。もちろんまだまだ完全クリアまでは程遠いのでちまちま起動するのでしょうが,一旦このゲームは〆です。

 ゼルダのエントリーの次回は次回作,ということになるのでしょうか。しばしばの間お別れです。