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モノトーンの伝説日記

OBS Studio と Blackmagic Design が大好き。

Intensity Pro 4K の周りの話『キャプボ買おうぜ!』

 このキャプボをメイン運用しだしてからかなり長い時間がたったので書いていきたいと思います。

 ちなみに以前は同社の Intensity Shuttle for USB 3.0 ユーザーでした。

Blackmagic Design キャプチャーカード Intensity Pro 4K 003062

Blackmagic Design キャプチャーカード Intensity Pro 4K 003062

概要

  1. Intensity Pro 4K の仕様
  2. Intensity Pro 4K を使うコツ
  3. キャプチャー環境について
  4. OBS Studio がもしかしたら…
  5. まとめ

1. Intensity Pro 4K の仕様

 Intensity Pro 4K はまず以下の機能に対応しています。

  • UHD 4K @ 30 fps への対応 (ぶっちゃけどうでもいい)
  • FHD 1080p @ 60 fps の RGB 対応 (かなり大事)
  • 2ch,5.1ch,7.1ch への対応 (アップデートで 5.1ch に対応しました)

 デジタルキャプチャーで重要なのがピクセルパーフェクトだと思いますが,この製品はこれが実現可能な製品です (他社製のキャプボで RGB で入力できるものを知らない)。

 ちなみに,5.1ch や 7.1ch は純正ソフト以外扱えない (自分は Intensity Shuttle for USB 3.0 で 5.1ch を 2ch に変換するフィルター書いてそれを使って,音を録画してましたけど…) のが現状ですが…

2. Intensity Pro 4K を使うコツ

 Intensity Pro 4K 自体,映像規格で主流の RGB limited range [16-235] で取り込むのがベーシック見たいです。r210 という QuickTime で使われている RGB 10-bit のフォーマットの設定の場合,limited range として入力信号を扱います。

f:id:mntone:20170320130309p:plain

 つまり,Nintendo Switch から full range [0-255] で出力した場合,これじゃあまずいです。0-15, 236-255 のところが飽和して表示されてしまいます。なので,その場合,AmaRecTV の場合,「Blackmagic WDM Capture」を選択し w=1920, h=1080, fps=60.00, fcc=RGB , bit=32 を選んでやれば大丈夫です。これで full range でも正しくキャプチャーできることが確認済みです。

(2017 年 3 月 20 日現在; Blackmagic_Desktop_Video_Windows_10.8.5)

3. キャプチャー環境について

 いま使っている PC,Core i7-2600K の Sandy Bridge とかいう環境なんですよね… Ryzen 買って♥

 ぶっちゃけ,AMV4 でピクセルパーフェクト録画できるので,5.1ch 環境使ってない人は AmaRecTV 一択です,はい。

 あとプレビューのラグ図るのだるいので放置なんですが,体感では TV (といっても Wii U/Nintendo Switch - セレクター - スプリッター (CEC 対応) - AVセンター - TV というルートを通ってます) と変わりありません。TV は 26ZP2 のゲームモードなので,0.2f 程度の遅延のところに移してるので,まあ PC でゲームやっても困らないほどかと。

 5.1ch 環境使ってる人は 2ch にミックスして録音する人がほとんどだと思います。自分は TV 側から 2ch の音源拾ってますが。本当はこの配線も消し去りたいんですよね。配線はできるだけ少なくしたいって最近思ってるので,アナログデジタル変換は AVセンターに任せて,TV の入力は HDMI 1 本です (といっても HDMI 以外に HDD USB とか LAN,TV アンテナ線とか刺さってるので,決して少なくはないですが)。

4. OBS Studio がもしかしたら…

 5.1ch や 7.1ch キャプチャーに光が指す日が来るかもしれません。HDMI のデジタル信号を受け取りダウンミックスする機能が OBS Studio につくかもしれません。

0000837: Blackmagic Device Source: Audio not properly downmixed - MantisBT

 19 バージョンを首を長くして待ちます。

5. まとめ

 個人的にキャプボはもはや BMD 製以外はあまり使う気になれませんね。ほかの製品に手を出しにくいっていいますか,Shuttle から Pro 4K って感じで順当にアップデートして使っているんですが,発売したての Pro 4K には 5.1ch 信号を 7.1ch 信号としてデコードしてしまうとか,そういうもろもろの不具合的なのがあったんですが,このあたりがようやく安定してきて実際に稼働できるレベルまできたのかなーって思います。

 また,4K 時代は HDR や 120 fps が出てくるので,そもそも Pro 4K ではスペック的に足りない気がしますし,何より Windows 上のキャプチャーシステムが HDR を正しく扱えるわけがない (PC 自体にも HDR が扱えるようにしよう! という流れがありますが,この信号を DirectShow で正しく扱えるわけがないです) ので,そうなると DirectShow という枠組みを超える仕組み (Blackmagic の API を直接扱うとか,OBS Studio はその方式でキャプチャーもできる) が必要になってくると思います。そうなると,もはや DirectShow とかいう Windows のレガシーの 1 つであるものは使いづらい時代になるのかなーって思います。どちらにせよ,4K 時代に行くには Windows のカラーマネージメントや HDR など考えることがたくさんです…

 はい,ということで,いろいろ考えてたら頭痛くなるわけですが,自分はやっと Nintendo Switch で 1920x1080 @ 60 fps full range な環境を手に入れたんで,まだまだ 4K は先のことなのかな? (SCD が出たら 4K になるんでしょうけど…) と考えておりますので,気楽に待つって感じで。

 そもそも,4K になったら,GPU エンコ考えないとあかん… うん…